ねこ暮らし

猫との出会いは、運命的に訪れます。

子どもが猫を拾ってきてしまう、イベント会場の譲渡会などでの一目惚れや猫ブームに乗ってペットショップで購入などなど、様々なシチュエーションで猫と出会い、生活が始まるのです。

それは希望と不安が入り混じって、困惑することも多いと思います。

これさえあれば楽しい猫生活が始められます。

生活に必要なもの5選

1.猫用トイレ

2.猫砂

3.爪とぎ

4.猫用食器

5.キャリーバック

【1.猫用トイレ】

特に部屋飼いの必需品です。

猫との暮らし方は人それぞれ、部屋飼いのみ、遊びやトイレは外飼いなんて人も多くいます。

猫にとって屋外は危険そのもの、病気やけがのリスクが増します。長く猫との暮らしを楽しみたいときは、猫用トイレを用意して部屋飼いをおすすめします。

【2.猫砂】

ドラッグストアやホームセンターなどで購入できます。

いろいろなタイプの猫砂があります。おしっこや便を固めて、固まりごと可燃ごみで出すためのタイプがあります。

トイレに猫が入ってしばらくしてから固まりをすくって捨てます。

最近は、便は消臭性の高い猫砂で覆って、おしっこは素通りさせて引き出しトレーの専用シートに吸水させてシートを交換する方法が主流です。


【3.爪とぎ】

素材もいろいろで、段ボールや麻縄、麻の生地タイプが多いです。

どれも安価ですので部屋の雰囲気に合わせて選んでみてください。

部屋の中に爪とぎがない場合、猫の性格によっては壁紙や柱などで爪とぎをするため、家の中がボロボロなんていうことも多くなります。


【4.猫用食器】

はっきり言って何でも良いです。

陶器や金属製、プラスチックで素材も様々。

床に直置きのものや少し台座で高くなっているものも多く、年老いてくることも考えれば少し底上げした方が親切です。


【5.キャリーバック】

猫とのお出かけには欠かせないアイテムです。

ドライブや旅行も仔猫の時から車などに慣れさせていればキャリーバックでの移動も楽々となります。

もしも病気などで動物病院に行くとき、猫も察知して暴れることもしばしばありますので、そんな時は目の粗い洗濯袋などに包んで抱いて移動すると、診察などでも先生を困らせることも少なくなります。

環境を整えることの重要性

  1. かかりつけ医
  2. セーフティーエリア
  3. 空調

【1.かかりつけ医】
1匹のみでも複数で飼う場合でも、ワクチン接種が必要になります。猫の健康を考えるなら3種か5種の混合ワクチン接種をお勧めします。

猫は、人間のこどもで言えば2~3歳児程度の知能を持つと言われています。表情や鳴き方で感情や心理を表現してくれます。当然、風邪や消化管の不調などの体調不良はいっしょに暮していればわかります。

そんな時、どうすれば良いのか分からなくなります。いつでも安心して相談できる医師を探しておくことで不安は解消されます。当然、猫にとっても安心で安全な暮らしができるというわけです。

【2.セーフティーエリア】
誰でも一人になりたいときや他人に干渉されたくないときがあります。これは猫にとっても同じです。

家の人であっても相性の悪い相手もあります。そういう時に逃げ込める安心エリアを確保できていることはとても重要です。

一緒に暮らす猫には個性があります。性格や好きなことを尊重することでより良い関係ができます。飼い主であっても踏み入れない場所を与えることで穏やかで平穏な暮らしができます。

【3.空調】
猫にとっても、暑い寒いはストレスになります。そんな時に必要なのがエアコンなどの空調です。

人の留守に猫が暮らすために必要な室温は、20~28℃と言われてます。夏は暑すぎず寒すぎず27℃程度、冬は寒くない程度で20℃、湿度50~60%にキープすることをお勧めします。

エアコン選びは、部屋の広さに応じた機種でWiFi機能がついていれば、携帯アプリで電源や室温調整も簡単にできます。

突然の落雷などで停電なんてことになると室温管理が難しくなり、ストレスや脱水などに陥ることも考えられます。遠隔操作で電源を復旧させ、温度管理を継続することで安心して過ごすことができます。

家族として迎えるということ

人間も猫も同様に、この世に生を受けた生き物です。
”生”があれば必ず”死”も受け入れる時が来ることを覚悟しなければなりません。

可愛くて何をしても笑顔になれる、家の中に当然のようにたたずんでいる姿を見ていやされることが多くなります。

眠ったり伸びをしたり、爪をといだり、何気ない素振りなども癒しになります。
空気のように存在して、そこにいることが当たり前になってくれば、あなたも猫の虜になります。

そんな生活も10数年たつと猫も年老いてきます。
猫の寿命は腎臓の衰えとともにやってきます。

食欲不振や嘔吐などで気が付くこともあるかと思いますが、症状が進行してからの発見が多いのではないでしょうか。
実際に歴代の猫たちも逃れることもなく慢性腎臓病に陥っていきました。

晩年は点滴による補液が1週間おきから、数日おきになってきます。
体重は減り、体が見る見るうちにやせ細っていきます。

最終的には起き上がることさえできなくなり息を引き取っていきます。

悲しみと涙がとまらなくなります。

10数年の歳月を共に過ごした家族の最後には、手を合わせて天国へと送り出してあげなければと思います。人間や動物の最後に境界はありません。

動物の火葬場で荼毘に付します。収骨も行います。
生まれ変わったら、またうちに来て欲しいと願いを込めて

ペット霊園に納骨をします。いろいろな動物たちと天国で幸せになって欲しいと願いながら。

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